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社会保険診療報酬支払基金と国民健康保険団体連合会が審査した概算医療費は、令和7年度4月から7月までの累計で、対前年同期比2.5%の増加となりました。
休日数などの影響を補正した後の伸び率は2.8%です。 これは、令和6年度4月から3月までの伸び率1.5%(補正後も1.5%)と比較して、医療費の増加ペースが加速していることを示しています。 医療費の総額は、この4か月間で16.3兆円に達しています。
主要な医療費動向と政策的含意
今回の概算医療費の集計結果から、日本の医療が抱える構造的な課題と今後の検討方向が見えてきました。主要な動向と、そこから読み取れる政策的な含意を5点にまとめます。
1. 医療費総額の伸びの加速 令和7年度4~7月期の医療費総額の伸び率(2.5%)は、前年度の伸び(1.5%)を上回りました。 政策的な含意:医療費抑制策の強化や、効率的な医療提供体制の構築が喫緊の課題となる可能性があります。
2. 後期高齢者医療費の高い増加率 医療保険適用75歳以上の医療費は、対前年同期比4.4%増(補正後4.6%増)と高い伸びを示しています。これは75歳未満の伸び(1.2%)を大きく超えています。 政策的な含意:高齢者人口の増加と1人当たり医療費の上昇を踏まえ、後期高齢者医療制度の持続可能性に関する議論が活発化する見込みです。
3. 訪問看護療養費の顕著な増加 訪問看護療養の医療費伸び率は、令和7年度4~7月で15.5%と非常に高水準です。これは、他の診療種類と比較して突出しています。 政策的な含意:地域医療・在宅医療への移行が進む中、訪問看護サービスの拡充と同時に、費用の適正化や質の確保が重要視されます。
4. 入院期間の継続的な短縮と新規入院件数の増加 医科病院全体の推計平均在院日数は、令和7年度4~7月で対前年同期比1.6%減少しました。一方、推計新規入院件数は1.7%増加しています。 政策的な含意:医療の高度化と効率化が進む一方で、入院後の早期退院を支える地域連携体制や在宅ケアの整備が一層求められることになります。
5. 医科診療所における小児科医療費の高い伸び 主たる診療科別の医科診療所について、1施設当たりの医療費伸び率(令和7年度4~7月)を見ると、小児科は6.8%増と高い伸びを示しました。 政策的な含意:小児医療の需要増加や診療報酬改定の影響を分析し、子育て世代への医療負担軽減策や小児科診療所の支援策が検討される可能性があります。
制度別の動向詳細
制度別の医療費(対前年同期比)を見ると、後期高齢者医療の動向が目立ちます。
75歳以上の医療費は4.4%増となりました。 対照的に、75歳未満の医療費伸び率は1.2%に留まっています。
75歳未満の医療費を細かく見ると、被用者保険計は3.1%増。そのうち、本人分は5.1%増、家族分は0.1%増です。 国民健康保険計は1.7%増です。
特に、再掲の未就学者(国民健康保険)の医療費は、マイナス6.3%と大きく減少しています。
1人当たり医療費の伸び率は、総計で3.1%増となりました。 75歳未満の1人当たり医療費の伸び率は2.1%増、75歳以上は1.8%増です。 なお、加入者数は総計で0.4%減少しています。
診療種類別・医療機関種類別の内訳
診療種類別では、入院、入院外、歯科、調剤の全てで増加が見られます。
医科入院医療費は、入院時食事療養等を含めて3.2%増となりました。 医科入院外医療費は、対前年同期比0.8%の増加です。 歯科医療費は3.4%増、調剤医療費は3.1%増となりました。
一方、受診延日数は、医科入院外で1.8%減、歯科で0.4%減、調剤で0.9%減 と、全体として減少傾向にあります。 これは、1日当たりの医療費が増加していることを示しています。
医療機関種類別に見ると、訪問看護ステーションの医療費伸び率が15.5%増と際立っています。 医科病院計は2.9%増、医科診療所は0.2%増、歯科計は3.4%増、保険薬局は3.1%増です。
医科病院を病床規模別に見ると、200床以上の病院の医療費は3.1%増となりました。 特に500床以上の病院では、医療費が3.7%増加しています。 200床未満の病院では2.4%の増加でした。
医療の効率化と単価の上昇傾向
医科入院医療については、推計平均在院日数が短縮する一方で、1日当たり医療費の伸び率(医科病院計)は3.8%増と単価が上昇しています。 これは医療の高度化や効率化が進み、短い入院期間で高密度の治療が行われている傾向を示唆します。
また、医科診療所の入院外医療では、小児科以外にも整形外科が2.7%増、外科が1.0%増、内科が0.9%増と増加しています。
全国計の概算医療費の伸び率は、令和7年度に入り、令和6年度の伸びを上回り、総じて医療費が増加傾向にあることが確認されました。 特に後期高齢者層の医療費増加と、訪問看護といった在宅医療関連費用の伸びは、今後の医療政策を考える上で重要な要因となります。

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本記事は生成AI(NotebookLM)を使用して執筆しております。

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