医療政策ウォッチャー

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給付と負担の新たなかたちへ、診療報酬改定が描く医療制度の将来

令和8年度診療報酬改定に向けた動きが本格化しています。 物価高騰や賃金上昇、人口構造の変化といった課題に対応するため、医療機関の経営安定化と医療提供体制の構造改革が焦点です。 政府は、令和7年12月8日に開催された社会保障審議会医療部会で、...
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WHOが「SIMULECT」偽造品に注意喚起 アフリカ・欧州3カ国で発見

世界保健機関(WHO)は、偽造医薬品に関する重大な警告を発出しました。引用対象となっているのは、腎臓移植手術などで使用される免疫抑制剤「SIMULECT」の偽造品です。今回の事案に関し、主要な論点と今後の対策を5つのポイントに整理してお伝え...
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高額療養費制度見直し案まとまる 公平性とセーフティネット維持が焦点に

専門委員会が最終提言案 世代間の公平性とセーフティネット維持が焦点厚生労働省の「高額療養費制度の在り方に関する専門委員会」は、2025年12月8日に第7回会合を開き、制度見直しの基本的な考え方案を取りまとめました。この案は、高齢化と医療の高...
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生物多様性国家戦略の中間評価を公表 目標達成へ道半ば

政府は、「生物多様性国家戦略 2023-2030」の実施状況に関する中間評価案をまとめました。 これは、2030年までに生物多様性の損失を止め、回復軌道に乗せる「ネイチャーポジティブ」の実現に向けた進捗を点検するものです。 引用評価の対象期...
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タンザニア、障害者支援技術の普及へ WHOと新たな人材育成モデルを推進

タンザニア保健省とWHO(世界保健機関)が連携し、障害のある人々を支える「支援技術」の普及に向けた新たな取り組みを進めています。 地方部における専門家不足という課題に対し、オンライン学習を活用した人材育成が成果を上げ始めています。 今回の取...
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ウィーンで国際会議開幕 医療の放射線安全性を各国が協議

ウィーンにあるIAEA(国際原子力機関)本部で、今週、重要な国際会議が開幕しました。引用世界各国の保健医療のリーダーたちが一堂に会し、医療分野における放射線の安全性について議論を交わしています。この会議は「International Con...
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「かかりつけ医機能報告制度」とは―人口減少時代の新たな医療体制

厚生労働省が進める「かかりつけ医機能報告制度」に関する整理です。 制度の詳細についてお伝えします。引用1.制度導入の背景と「2025年・2040年問題」厚生労働省は、人口構造の変化に対応した医療提供体制の構築を急いでいます。 2025年以降...
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令和8年度診療報酬改定の基本方針まとまる 物価高・賃上げと医療現場の方向性

厚生労働省の社会保障審議会医療保険部会および医療部会は、令和7年12月9日、令和8年度診療報酬改定の基本方針をとりまとめました。 引用今回の改定は、物価高騰や賃金上昇、そして2040年を見据えた医療提供体制の構築という、大きな転換点における...
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WHO、パンデミック備えた新たな国際枠組みへ 加速する交渉と今後の注目点

世界保健機関(WHO)の加盟国は、将来のパンデミックに備えた重要な交渉を完了しました。 2025年12月5日、ジュネーブで行われていた会議が閉幕しました。 今回の協議は、世界初となる「病原体アクセス・利益配分(PABS)システム」の構築を目...
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疾病統計の国際整合性強化 ICD-11準拠の分類に基づく新体制へ

厚生労働省の社会保障審議会統計分科会疾病、傷害及び死因分類部会は、令和7年12月5日に書面で開催されました。 部会は、世界保健機関(WHO)が勧告する「疾病及び関連保健問題の国際統計分類」第11回改訂分類(ICD-11)の国内適用に向け、基...