脳の冷却が重要である。というのも私の脳の集中力は本当に短い間しか保たないのである。自分が全力投球・全集中したあとはなにも考えられないし、周りの風景を見ているようで見ていなかったりする。その時間が自転車通勤時と被ったりすると危ない。人とミーティングしたりすると不用意な発言をしてしまったりして危ない。ということを認識しつつ、上手に集中力をコントロールして、上手に脳を休ませる必要がありそうである。私はこれを脳の冷却と呼んでいる。
脳の冷却方法についてはずっと模索中ではあるのだが、最近行っている方法をお伝えしたい。集中ゾーンが終わったあとは、ぼんやりと周りの風景を眺める。立っていた方がよい。ぼんやりと眺めながら目薬をする。飲み物を飲む。足・腰・肩のストレッチをしたりして、足の血流を脳に戻すイメージである。これを大体20分くらい行っていると、徐々に風景がはっきりと見えていて認識できるようになる。そうするとまた次の集中状態に移行できる。
ただし私の感覚では集中状態は1日のうちに多くて3回程度しか使えない。集中しなければいけないタイミングは見極めた方がよさそうだ。
てくてく通信2025年4月5日配信号掲載

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著者 部長(ぶちょう)
東大院生。ときどき薬剤師。
忙しい日常にホッと一息を作り出せると幸せ。
好きなことは散歩・読書・地図を眺めること。
やわらかであたたかい言葉を紡げるようになりたい。
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