久しぶりに早起きができた。早起きは三文の得、ということで、実際になにが得かを考えてみた。先日まで早起きの本を読んでいた、ということもある。朝の時間は私にとって少なくとも3つの得が考えられそうだ。(1) 気持ちが静かである。気持ちが静かな中で、自分の思考にふけるのは非常に気持ちがよい。落ち着いた中で自分の思考と向き合うことで、静かな興奮を覚えている(そしていくぶんかのドーパミンが出ているのを感じる)。(2) 朝の冷たい空気が自分の体内に入ってくる感覚がある。忙しい日常の中で、酸素が足りないな、と感じることが多々あるが、早起きは呼吸を落ち着けてリラックスして多くの酸素を身体に取り入れることができている気がする。(3) 妻の寝顔を見る幸せを味わうことができる。妻は基本的に私よりも早起きであるが、早起きをすると、妻の寝顔を見ることができ、幸せである。
私は基本的に夜型人間であるが、無理のない範囲で朝早く起きることは、精神衛生上よい気がしている。ほっと一息つけるからだ。皆さんもほっと一息つけるための朝活をご一緒してみませんか。ぜひお試しあれ。
てくてく通信2025年4月1日配信号掲載

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著者 部長(ぶちょう)
東大院生。ときどき薬剤師。
忙しい日常にホッと一息を作り出せると幸せ。
好きなことは散歩・読書・地図を眺めること。
やわらかであたたかい言葉を紡げるようになりたい。
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