Vol.5 東大SPHの卒業があと少しなので、将来について考えてみた

薬剤師の公衆衛生大学院体験記

薬剤師で東大SPHに在学している越川翔太です。
数ある記事の中から選んでくださりありがとうございます。

はじめに
今回は東大SPHの卒業がこの3月と差し迫っているのと、1月1日という新年のすがすがしい気分を前に、将来についての自分なりの考えをまとめて2024年の抱負とします。

  1. 幸福を感じる状態
  2. 理想の状態
  3. 理想の状態の具体的なイメージ
  4. 2024年の行動指針

1. 幸福を感じる状態
私は困難を乗り越えた後に幸福感を得る人種のようです。もちろん降りかかる困難が乗り越えられるということが前提なのですが。
ということは定期的に小さい困難が降りかかるような環境で生きていくのがよさそうです。

※注
困難:乗り越えられるか乗り越えられないか微妙なレベルの課題・タスクなど

定期的に小さい困難が降りかかるような環境とは、「自分が複数の仕事を持っている」などが挙げられるのかなあ、なんて思います。1つの仕事ですと最初のうちこそ困難だらけですが、慣れてくるとあまり困難って起こり得ないような気がするのです。
ですので1つの仕事をするにも慣れる前に次の仕事!みたいな感じの方が私には合っていると考えています。

2. 理想の状態
私は「仕事」「遊び」「生活」の境界が曖昧になっている状態が理想のようです。
仕事・遊び・生活がきちんと分かれているよりも、「仕事しながら遊んでいるような」「生活しながら仕事しているような」状態の方がなりたい自分として近いです。
これは「仕事」がある程度自分に裁量権があることで、達成への道が開かれそうです。
私は「仕事」に関して裁量権を持ちたいのだと考えています。

3. 「仕事」についてさらに深掘ってみる
「仕事」の重要な要素についてさらに考察してみました。
私にとって重要な要素は「生活費」「裁量権」「経験」だということがわかりました。これら全てを満たす仕事を探すのはなかなか難しそうですので、それぞれを3分割して考えてみました。

  1. 「生活費」のための仕事
    これは私の場合「薬剤師(臨床薬剤師)業務」が該当します。
    時給単価も高く、手っ取り早く稼ぐことができますし、臨床業務自体は好きなので苦にならずに行うことができます。
    自分の生活費をある程度把握しているので、アルバイトや派遣を用いれば、それほど頑張らずに達成することができそうなことがわかりました。
  2. 「裁量権」のための仕事
    これは私の場合「自分の事業を持つ」ことが該当します。自分の裁量権を大きくすることができます。
    現在は「てくてく放送部」という活動に参加していこうと考えています。
    今のところ生活費は1の仕事で賄えそうですので、こちらは収益を気にせずやっていけそうです。
    楽しく、自分がやりたいように進めていきます。
  3. 「経験」のための仕事
    これは私の場合「時給は安いが普通では経験できない仕事を持つ」ことが該当します。
    現在は医療系ベンチャーの企業や国立の研究機関でお仕事をいただいて働かせていただいております。
    臨床薬剤師としての知見や経験だけでなく、多様な視点や考え方を身につけることが出来るので大切な要素だなあ、と考えています。

    将来的には大学や研究機関の研究員となって、「新たな知見を見つける仕事」をするのはワクワクしそうだなあ、と思っています。

4. 2024年の行動指針

2024年の行動指針は、
「3種類の「仕事」の割合に気にかけつつ、自由にやりたいと思ったことに飛び込んでみる」
としました。

ひとまず東大SPHを卒業してMPHを取得します。その後は東大のPh.D課程に進学予定ですので、そちらで頑張りつつ、またキャリアについて考えて行こうと思います。

おわりに
将来の理想の状態について考えていたものを整理して執筆しました。いかがでしたでしょうか。今後ころころ変わっていくのでしょうけども、その変容をお楽しみいただけますと幸いです。笑
こんな感じで記事に残しておくと、あとで経過を振り返っていくことができるのでいいですね(自己満足)。

最後までお読みくださりありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう!
越川 翔太

筆者
越川 翔太(こしかわ しょうた)
都内私大薬学部卒(6年制)を卒業後、都内大学病院で病院薬剤師に3年間従事。
その後東大SPHに進学中。都内調剤薬局にて修行も同時に行なっている。
キャリアについていつも悩んでいるが、将来について考えるのが好き。
「越川 翔太」は大好きな祖父からもらって名乗っているペンネーム。

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