Vol.1 薬剤師がMPH取得後のキャリアについて考えた話

薬剤師の公衆衛生大学院体験記

(本記事は2022年6月にnoteにて執筆された記事の再掲載となります)

こんにちは、越川 翔太です。
数ある記事から私の記事を選んでくださりありがとうございます。

東大SPHに入学してもうすぐ3ヶ月になります。今回は入学してみて、なんとなく気持ち的にひと山超えたので、記事を書こうと思います。

※注
東大SPH:東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻
SPH:School of Public Healthの略。

1.何に悩んでいたのか
とてもシンプルです。
今後どういう人生を歩んで行きたいか?

迷ったこと
1. 2年でMPHを取得して就職する
2. MPHを取得後、3 or 4年間のPh.Dコースに進学する

私はPh.Dコースに進学することを決めました。

※注
MPH:Master of Public Healthの略。学位の名称。
Ph.D:Doctor of Philosophyの略。博士課程のこと。

2.どう結論づけたのか
自己分析→誰かに話す→自己分析→誰かに話す→…
話す誰かになってくれた方は本当に感謝しかありません。ありがとうございます。また話すと思います。笑

自己分析してみた項目(一例)
どうしてSPHに来たのか?
「目に見えないたくさんの人々の健康を守るリーダーになる」ためにはどうしたらいいのか考えたかったから。

どうして薬剤師になったのか?
「親戚とか友達の薬や健康の相談に乗りたかった。」から。今もそうだし、薬剤師のこと好き。

何が好きor嫌いなのか?
人に教えることが好き。自分で色々考えて突き詰めていくのが好き。文章書くのが好き(上手かどうかはまた別のお話)。自分の考える余地がないこと嫌い。

何が得意or苦手なのか?
色々アイディア出すの得意。戦略を考えるのも得意。思考の瞬発力を求められるの苦手。

最終的に決めたのは「大学という場所が好き。」ということでした(単純)。

3.これからどうするのか
抽象的な目標
地域の健康を守るためのコミュニティ作りをしたい。

少し具体的な目標
地域の健康を守るために、薬剤師はどのように貢献できるか(存在意義とは)考えて、社会実装したい。

将来の希望的観測
Pharmacy / Community / Public Health の要素を掛け合わせながら、地域の健康を考えていけるようになりたいなあ、なんてぼんやりと考えています。
そして薬学教育にパブリックヘルスを持ち帰りたいなあと思っています。
薬学部の教員のポストを獲得したい。

今興味のある領域 
健康行動 関連
・健康行動
・健康教育
薬剤師 関連
・かかりつけ薬剤師
・ポリファーマシー
・セルフメディケーション
・服薬指導
疾患 関連
・認知症
・うつ病

4.最後に
東大SPHでの生活は刺激と選択の連続です。
こんなに楽しいんだ!と毎日わくわくしています。
・魅力的な授業の数々
・研究室をどこにするか
・話が尽きないおもしろい同期などなど…。思わずツイートしてしまっています。笑

これから入学することをご検討されている方は、受験勉強頑張ってください。
1年後には刺激的な毎日が待っています!

こんなことが聞いてみたい、などなどありましたらX(@KMizusoto)にてご連絡いただけると嬉しいです。
それでは、最後まで読んでくださりありがとうございました!

筆者
越川 翔太(こしかわ しょうた)
都内私大薬学部卒(6年制)を卒業後、都内大学病院で病院薬剤師に3年間従事。
その後東大SPHに進学中。都内調剤薬局にて修行も同時に行なっている。
キャリアについていつも悩んでいるが、将来について考えるのが好き。
「越川 翔太」は大好きな祖父からもらって名乗っているペンネーム。

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